S7最終9位対面ラプカビ
1.はじめに
ニコニコ初心者といいます。今回はS7で9位という成績を残すことができたため、今期使用した構築を紹介したいと思います。
2.構築経緯
前期結果を出していた襷+ラプラス+アッキミミッキュの構築が強いと思い使用したいと考えていたが、リベロエースバーンが使えるようになったことでアッキミミッキュを最後に取っておく選出は前期より安定しないと考えた。そのため壁下で強い別のポケモンを探したところ鈍いカビゴンが強いと思ったので襷+ラプラス+カビゴンを基本選出にする構築を考えることにした。
初手に襷枠を採用する理由は行動保証を用意するためであるので、襷でなくても最強の行動保証を持つポケモンであるミミッキュを初手に出しやすい型にして採用。
次に受け崩しを行うポケモンとして珠エースバーンを採用。
次にギャラドスや水ロトム、アシレーヌが重たかったこととミミッキュが選出しにくい時に別の襷枠を用意することで対応範囲が広がると思ったので襷ナットレイを採用。
最後にエースバーンの上から殴れるポケモンが欲しかったことと、相手のラプラスの壁に対して強いこと等を考慮してドラパルトを採用した。
3.使用個体
・ドラパルト
特性:すりぬけ 持ち物:りゅうのキバ
調整:臆病H140B20C252D4S92
シャドーボール 流星群 大文字 10万ボルト
耐久無振りエースバーンがダイドラグーンで乱数87.5%で落ちる
意地っ張りA252リベロエースバーン不意打ち確定耐え
意地っ張りA252五里霧中ヒヒダルマの氷柱落としダイマックス時最高乱数以外耐え
最速エースバーン+3
エースバーンに対面勝てるポケモンである点、すり抜けで壁や身代わりを貫通して攻撃できる点が便利だった。
構築にいるポケモンがドラパルト以外物理4特殊1であるため特殊で採用したかったが、命の珠はエースバーンが持っていて持たせることができないがどうしても火力が必要であったためりゅうのキバで採用した。
特性:食いしん坊 持ち物:フィラの実
調整:腕白H252B252D4
のしかかり ヒートスタンプ 鈍い 眠る
壁下で鈍いを積んで要塞化したカビゴンはエースバーンにすら勝つことができる最強のポケモンだった。また、今期はカビゴンの対策が甘い人が多かったため刺さりがよかった。
状態異常やはたき落とすに強い眠るを採用したが壁下で鈍いを積む回数を増やすためカゴのみではなく混乱実を持たせた。混乱実はカビゴン自身でダイマックスを切る場合やクッションとして使用する場合にも役に立った。
特性:貯水 持ち物:光の粘土
調整:冷静A4B252C252
耐久無振りダイマックスエースバーンをキョダイセンリツ→ダイストリーム→ダイウォール→氷の礫で高乱数で倒す
泡沫のアリア 吹雪 滅びの歌 氷の礫
ダイマックスを切ることを前提とした技構成になっている。ダイマックス時の性能は最強クラスだがダイマックスをしていないときは扱いにくい技構成になっているため選出するときは基本的にこのポケモンでダイマックスを切ることを意識して立ち回る必要があった。壁を張った後相手のラスト1匹に対して滅びの歌を打つ動きは決まれば最強だった。
特性:鉄の棘 持ち物:気合の襷
調整:勇敢H252A252B4(S個体値0)
耐久無振りエースバーンが大爆発で確定で落ちる
ジャイロボール パワーウィップ 寄生木の種 大爆発
初手の襷ナットレイは性能が高く使いやすいポケモンだった。エースバーンに隙を見せないために大爆発を採用した。今期はエースバーン環境だったため絶対に必要な技であったと思う。
エースバーン
特性:リベロ 持ち物:命の珠
調整:意地っ張りA252S252B4
図太いH252B252ドヒドイデをダイサイコで93.8%で落ちる
火炎ボール アイアンヘッド 思念の頭突き 飛び跳ねる
今季における最強のポケモンだが今回は主に受けを崩すために採用した。今期の受け構築の多くはドヒドイデでエースバーンを見ていたため思念の頭突きがよく刺さった。他の受けの駒に負けないため火炎ボールとアイアンヘッドを採用し、スタンパや対面選出されても強い飛び跳ねるを採用した。
特性:化けの皮 持ち物:拘り鉢巻
意地っ張りH4A252S252
エースバーン対策でカバルドンや耐久水が環境に多かったためウッドハンマーが強かった。相手に読まれず突然高火力を出せるため刺さったときはよくイージーウィンしていた。ミミッキュは技範囲も広く扱いやすいがエースバーンには弱い点に注意して運用していた。
4.終わりに
S2以来2度目の1桁順位に入ることができました。来季以降はまた環境が変わってしまうため新しい構築を考えて次もいい成績を残せるようにしたいですね。