SVシーズン8最終2位火力押し付けウーラジバコ

1.はじめに

S7ぶりです。ニコニコ初心者といいます。S8において最終2位の成績を残せたので構築記事に残します。

2.構築経緯

耐久に振って行動補償を持たせた鉢巻連撃ウーラオスが強いと感じたため引き先として優秀で補完のいいチョッキジバコイルと合わせて構築を組むことにした。

ウーラオスともジバコイルとも相性が良くそもそもスペックの高いカイリューを採用。

蜻蛉返りとボルトチェンジから繋げる圧力のある高速ポケモンとしてパオジアンとハバタクカミを採用。

最後に電気の一貫を切ることができて崩し枠として優秀なガチグマを採用した。

 

3.個体紹介

 

ガチグマ

特性:根性 持ち物:火炎玉 テラスタイプ:ゴースト

調整:意地っ張りH140A124B28D44S172

特化パオジアンの氷柱落とし耐え

臆病ハバタクカミのムーンフォースほぼ2耐え

4振りチオンジェン抜き

残りA

空元気 地震 テラバースト 剣の舞

崩し枠として採用したが最低限対面的にも強く使いたかったため、おおよその受けポケモンより速くなるように素早さに振り、メジャーなポケモンであるパオジアンとハバタクカミに対しても最低限戦えるように耐久にも振った欲張りな調整になっている。

受けループの構築にはガチグマ対策としてジュナイパーやゴーストテラスミミスズ等が採用されていた。このような対策ポケモンを返り討ちにするゴーストテラステラバーストで採用した。ゴツゴツメットに触りたくないためテラバーストにしたがテラスタルを切らずに打てるシャドークローでもいいかもしれない。

蜻蛉返りやボルトチェンジから着地すると火炎玉が発動するため軸の2匹とも相性が良く構築とも噛み合っていた。

 

カイリュー

特性:マルチスケイル 持ち物:シルクのスカーフ  テラスタイプ:ノーマル

調整:意地っ張りH244A252B4D4S4

神速 地震 アイススピナー 羽休め

くるくるカイリュー

軸のウーラオスジバコイルでは相手のカイリューがきついため、アイススピナーからのノーマルテラス神速でカイリューを倒せるようにシルクのスカーフを持たせた。これによりH振りのカイリューまでなら確定で落とすことができる。

アイススピナーの副産物でゴリランダーとオオニューラの並びにも強くなった点が良かった。

 

ウーラオス(連撃の型)

特性:不可視の拳 持ち物:拘り鉢巻 テラスタイプ:水

調整:意地っ張りH252A172B84

特化パオジアンの弱点テラバースト耐え

臆病テツノツツミのフリーズドライ耐え

残りA

水流連打 インファイト アクアジェット 蜻蛉返り

火力の押し付けから有利な展開になる事が多く裏目も少ないため殆どの試合で初手に選出した。

環境初期からパンチグローブウーラオスが台頭し、ゴツゴツメットサンダーが殆どいなくなったおかげで鉢巻連撃ウーラオスを快適に使用することができた。最終日付近で毒テラスウーラオスが流行った影響でドヒドイデの選出率が減ったのも追い風だった。

対面的に強く蜻蛉返りでサイクルを行っても強い最強ポケモン

 

ジバコイル

特性:アナライズ 持ち物:突撃チョッキ テラスタイプ:フェアリー

調整:控え目H252C252D4

十万ボルト ラスターカノン ボルトチェンジ テラバースト

主に相手のハバタクカミやテツノツツミからの引き先として使用した。この2匹のどちらもいない構築はあまりないためかなりの確率で選出した。

ボルトチェンジカバルドンやディンルーに無効にされてもウーラオスやガチグマに引けば火力で相手を破壊できるため読まれたとしてもサイクル不利になりづらく使いやすかった。

 

ハバタクカミ

特性:古代活性 持ち物:ブーストエナジー テラスタイプ:水

調整:臆病H100B132C148D4S124

準速135属抜き

C+1ムーンフォースで無振り等倍ウーラオスが確定1発

無振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが最高乱数以外耐える

ムーンフォース シャドーボール 身代わり 瞑想

最終日の前日くらいまでスカーフで使用していたが殆ど選出出来なかったためブーストエナジーに変更して最終日使用した。調整は友達から教えてもらったもので非常に使いやすい調整だった。

上から殴れる且つ相手のカイリューに強い枠として優秀なポケモンだった。

 

パオジアン

特性:災いの剣 持ち物:気合の襷 テラスタイプ:電気

調整:意地っ張りA252B4S252

氷柱落とし かみ砕く テラバースト 氷の礫

相手の連撃ウーラオスに勝つためとヘイラッシャやドヒドイデに対して打点になる電気テラステラバーストで採用した。

あまりに性能が高すぎるため困った時に選出すると大体活躍してくれる凄いポケモン

後から気づいたが氷柱落としは構築で唯一の命中不安だった。

 

4.終わりに

9世代になってからはなかなか結果が振るわずに苦戦していましたが、今回は自己最高順位である最終2位を獲ることができました。勝てなかったシーズンと勝てたシーズンの違いは自分でもよく分からないんですがとりあえず自分の知識やプレイングが全く通用しなくなった訳ではないみたいで一安心です。これからも1位目指して頑張りたいと思います。